なんだか最近書き込み頻度がひどくてすみません…。
ただいまキリ番小説を執筆中です~。
ED2は楽しいですけど、時間がかかりますね;;
アキラの性格がいまいち把握できません...っ。
訓練ですねorz
ストイックさを追及しながらどんどん逸れていっている予感☆
…もう少しお待ちくださいね~。
発掘した小説を投下していきます~。
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*溶け合う、熱*
星を数える。
ひとつ、ふたつ、みっつ。
「…」
満点の星なんて見えない、トシマの空。
たまに雲が途切れて、少しだけ見えるから、それをまた数える。
べつに何の意味もない…けど。
「…起きたのか」
シャワーを浴びて寝室に戻ってきたシキが意外そうに俺に声をかけた。
「うん。目…覚めた」
さっきまで俺は寝てた、から。
「…風邪をひきたくなければ何かを着るか布団に入るかしろ」
そうだね。
窓際はすごく…寒い。
…寒いね。
「うん…ベッドに戻るよ」
まだすこしだけあったかいシーツと毛布の隙間に潜り込んで、シキを待つ。
少ししてシキがベッドに入る。
俺の、隣。
シャワーを浴びたばっかりだから俺よりもすごくあったかい、シキ。
冷たい足をシキの足に絡ませれば、シキがぎゅっと眉を寄せた。
「…冷たい?」
「お前が俺を暖かいと感じているなら俺はお前を冷たいと感じるとは思わないのか」
「…?」
ん?って首をかしげて笑う。
シキってたまにすごく意味のわかんないことをいうんだ。
「はやく寝ろ」
シキはわかってない俺をふん、って嗤って(何か言われるかと思ったけどさ)それだけ言った。
「…おやすみ、シキ」
俺は眠くなくてもシキの隣なら、寝れる。
だから、きょうも俺はシキの傍で目を閉じる。
夢は見ない。
絡めた足から伝わってくるシキの体温を感じながら、俺はそっと意識を手放した。
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