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唇のあわいからあなたへ甘い毒を注ぐ。幾度も、幾度も。
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踏まれた方はコメントか拍手でご一報くださいね。
シチュエーションなどリクエストいただけると助かります~。



ぱちぱち

プロフィール

HN:
coffin
性別:
女性
自己紹介:
無類のシキアキスト。
次点でリンアキ、グンアキ。
そしてわりと好きなカウアキ。
なんにせよアキラは受けです。

あの可愛いさは反則…!
*************
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*HONEY*

指先から滴る甘い蜂蜜。


きらきらしてて、きれい。
金色の、蜂蜜。


掬って、舐める。

あまい、あまい蜜。

こぼれた蜂蜜がとろり、と胸をつたって腿まで届いた。
ひやりとして、小さく震える。


くるくると指先で肌に塗り広げたら意外と気持ちがよくって、俺は小さく笑う。
水とは違う粘度。
ゆっくりゆっくり肌をつたっていく。

「ぁ…」

そうだ。

「シキは甘いのはきらいなんだった…」

蜂蜜なんかで遊んでたら怒られちゃうかな。

気づいたら俺の体はもうべとべとしてる。
シキの眉間にしわがよるのを想像してまた俺は笑う。

唇を薬指でそっとなぞる。
そうして舌先で唇をたどる。

 

「…あまい」


とろけるように蜂蜜は舌の上で消えた。
しつこすぎない甘さが口の中にわずかに残った。

ふふ、って笑って俺はシキの帰りを待ってる。

 

待ってる。

****************

あとがきは続きから

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