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唇のあわいからあなたへ甘い毒を注ぐ。幾度も、幾度も。
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キリ番は500単位で受付中です。
お礼SSを書かせていただいてます。
踏まれた方はコメントか拍手でご一報くださいね。
シチュエーションなどリクエストいただけると助かります~。



ぱちぱち

プロフィール

HN:
coffin
性別:
女性
自己紹介:
無類のシキアキスト。
次点でリンアキ、グンアキ。
そしてわりと好きなカウアキ。
なんにせよアキラは受けです。

あの可愛いさは反則…!
*************
リンクフリーです。
バナーはお持ち帰りくださいね。


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拍手お礼にひとつ追加。

カウからみたアキラの話。
すきすきーってつたわればいいなぁ、と思います。

モモ様:リクエストありがとうございます!了解しました!
ED1は切なさが大切だと思うので、穏やかな中にも、哀しみを一粒、混ぜられるようにがんばります!(こんな事言って大丈夫なのか…)

拍手[2回]

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拍手お返事(6日、24時ごろ)

拍手ありがとうございました!
淫靡ちゃんが気にいっていただけたようで嬉しいですー。
がんばって更新していきたいと思います。

もしかして1500番踏まれたお方でしょうか?
もし小説のリクエストがありましたらお名前を添えてご一報くださいね。



さて、1000番のキリ番ですが、申告がありませんでしたので1002番のモモ様にリクエスト権を謙譲したいと思いますー。
モモ様、なにかリクエストありましたらなんなりと!
コメントでも拍手でもかまいませんので。
その際、カップリングの指定、シチュエーションなどキーワードをいくつかいただけると助かります。

リクエストはしませんよーという場合は連絡は結構ですので!


**キリ番状況(7日21:37現在)**

500番:南様(リクエスト待ち)
1000番:現在申告待ち
1500番:現在申告待ち


キリ番を優先的に消化したいなーと考えております!

拍手[0回]

CUREはこれにておしまいです。
02のアキラの視点とその後がちょこっと。

昨晩02に追記できなかったので03のあとがきにまとめて書いてます。すみませ…!

************************

*CURE-03*

俺を呼ぶ声がする。
おいでおいで、って手招きするみたいに俺を呼び寄せる。

そちらにいきたいのに足は俺の言うとおりにはまったく動かなくて、ぽつんと暗い中、俺は立ち尽くす。

シキはどこ?


そのときピカッと一瞬だけ辺りが明るくなって、青い布地が見えた。
それに、赤い、血。

白いシャツと腰で結んだ袖。

ツナギ。

見たことのある、その服。

記憶のそこから這い上がってくるのが誰なのか、俺は知ってる。

そう、知っている。

「ケイスケ…」

どうして忘れていたんだろう。
なんで、忘れられたのだろう。

俺は、忘れたかったのかな?

だから、シキに支配されることで忘れようとした?

「アキラァ、ここはさぁ、寒いんだ。お前が俺のこと置き去りにしたせいでずっと寒いままだ。雨は冷たいなァ?」

時折ひらめく閃光のおかげで口元は見えた。
にやり、と口の端を上げて、笑ってる。

目は、見えない。
だから、その瞳が濁ってるかどうかなんてわからないし、もしそうだとしても関係なかった。

ただ、俺の中からなにかが抜け落ちていく感じがした。
すとん、と服を脱いだときみたいに。
体が軽くなって、思考がクリアになって、はっきりとものが考えられる。

「…」

口を開いて、息を漏らして、結局何も言えずに口を閉じる。

なんといったらいいというのか?
すべては真実だ。
俺がケイスケを置いていったことは事実だ。
あの雨の日に、あの場を離れたのがたとえあいつ―シキ―に連れ去られたせいだとしても、あのとき俺は抵抗しなかったから。

「アキラァ、迎えに来てくれよ。俺、ずぅーっとお前のこと待ってるんだぜ?」

なぁ、と首筋をケイスケの指先がたどる。力をわずかにこめられて息が詰まる。
相変わらず足は動かないし、言葉は出てこない。

またぴかり、と明るくなってそうして視界が白一色に染まる。

 

 

 

 

 

 

ふわふわした意識はそれでも主の声は聞き分ける。

「…アキラ」

シキの声が聞こえて、ゆっくり目を開ける。
冷たいシキの指がさらさらと俺の髪を梳いてる。
シキはバスローブを着てた。
黒の、バスローブ。

「…シキ…いつ帰ってきたの?」

いつ、この部屋に戻ってきたの?
いつ、お風呂に入ったの?

「…さっきだ。お前もよく寝ていられるものだな」

目じりをすっとなでられて微笑む。

「うん…頭、いたくて」
「もういいのか?」

ぜんぜん痛くないわけじゃない、けど。
何もする気がしないほどにはひどくもない…のかなぁ。

「よくわかんない。…けど起きれるからだいじょうぶ」

起こして、ってお願いするみたいに腕をシキに伸ばした。
シキは強い力で俺の腕を引っ張って、俺はその反動のままにシキに身を寄せる。

「キスして…」

噛み付くような、でも甘いキス。
好き。好き。好き。

「ふぁ…ん…んぅ…ふ…ぁ…」

気持ちいい。
とけちゃいそうで、シキの服をぎゅってつかむ。

 


「なんか、大事な夢…見た気がするけど…でもよく覚えてないんだ」

ぴかって光ってたのは覚えてるけど…それ以外はぼんやりしてる。
なんだったんだろ。
シキの胸に頭を預けたまま呟けば、撫でてくれてた手が一瞬止まる。

「……そうか。…お前にはそんなもの必要ないだろう?」

またシキが優しく俺のこと撫でてくれる。
それで、いい。

 

「うん…いらない」

いらないよ。
シキが俺のこと抱いてくれて、キスしてくれるなら。






 

何もいらない。



********
あとがきは続きから。

 

拍手[0回]

CUREの続き。
***************************

*CURE-02*

一通りの仕事を終えてアキラの眠る寝室へと再び足を運び、ぐっと扉を開けばアキラの傍にいたらしい狗がベッドの上ですばやく身を起こす。

名残惜しそうにアキラの頬に鼻を寄せると、すぐにベッドを降り部屋の隅にうずくまった。
俺がいるときにはアキラの傍を離れ大人しくしているように、という命令をきちんと実行しているのだ。
あの変態が躾を行ったというのが非常に気に食わないがしょうがない。

ベッドの端に腰掛ければぎしりとわずかにスプリングが軋み、アキラの体も少し下がる。
昨晩は抱いていないというのにこれほどまでに眠るとは。
ぴくりとも動かずアキラは人形のように昏々と眠っていた。

まだ時刻は昼を回った程度だがアキラが起き上がって何かをした形跡が無い。
当然食事もしていなければシャワーも浴びていないのだろう。

普段はここまで昏睡することなど無いのだ。
俺が近づけば自然と目を覚ます。
血が呼ぶのだと、アキラは言うが。

しばらくは放っておくか、とベッドに腰掛けたまま刀の手入れをする。
丁寧に分解し、整備し、組み立てる。
人の血を吸わせた後は特にこの作業が重要だった。
ちゃき、と音を立て刀を点検する。

外は相変わらずの豪雨で時折、稲妻が光っては部屋を瞬間的に照らし出す。

「…っ!」

その雷鳴がとどろいた瞬間、動きもしなかったアキラが悲鳴のような息を飲み込んで、起き上がった。
何事か、と眉をひそめればアキラは窓辺に走りよってぺたりとそこに張り付く。
じっと何かを見つめ、そして部屋を走って出て行った。

「…アキラ」

という俺の呼びかけに何の反応も返さぬままに。
まったく、世話の焼ける。
何を考えているのかまるで分からない。
ため息を吐いてアキラを追う。


あろうことかアキラはこの雨の中外へと走っていった。
こめかみを押さえたくなるのをこらえ、少しだけ足を早めればすぐにアキラに追いつく。
もともとの歩幅が俺より狭い上に筋肉のついていない足で走るのであれば速度が出ないことは分かりきっていた。

あまりにひどい雨滴のせいで景色が白がかって見える。
それほどの雨。
そのなかでアキラの腕を捕らえ、動きを封じる。
ひどく浅い呼吸を繰り返すアキラが動きを止めるかと思いきや逃れようと身をよじる。

「…ゃだ…っ!離せ…っ、ケイスケが待ってる!!あんなところにケイスケは一人ぼっちだ!…ケイスケ!いま行くからっ。俺、行くからっ…離せよっ」

そう叫びながらもがくアキラがこちらをにらみつける。
その瞳はもう、とっくの昔に消えてしまったはずの…アキラのものだ。
鋭い眼光で俺に向かってくる。
抗い、歯向かい、思う侭にならない、アキラ。

「…ケイスケ…っ」

その唇からこぼれる名前が俺の名でない事が無性に腹立たしく、その頬を軽く張る。

「お前の友人は死んだだろう。あの雨の日に。お前が俺のものになったあの日に。目を覚ませ」
「ケイスケは死んでない!俺を待ってるんだ、あそこで待ってるんだ!」

青白くなっていく肌と、炎のような瞳。
今と過去が絡み合って、ひどく曖昧な感情を呼び起こした。
いっそう激しさを増す雨に打たれアキラのシャツは体に張り付き髪はしとどに濡れてその体のラインを浮かび上がらせる。
当然俺も濡れそぼり、体にまとわりつく皮のコートがひどく鬱陶しかった。


雨が、アキラを呼び覚ましたのだろうか。
この苛烈さは、とっくに失われたと、思っていた。
だんだんと過呼吸のようになり、息苦しそうにアキラの顔がゆがんでも、それは今のアキラの顔ではなかった。

「アンタ、離せよ…!ケイスケの傍に行かなくちゃいけないんだ!」
「黙れ」

その首筋に手刀を打ち、がくりと力の抜けた体を抱きとめて城内へと戻る。

「お湯を用意いたしております」
「あぁ、分かった」

さっと近づいてきて、それだけ告げて兵が持ち場に戻る。
片手でアキラのシャツを脱がし、浴槽に座らせる。

「…手間ばかりかけさせる奴だな、お前は」

もっともそこも愛いのだがな。
俺も服を脱ぎ、シャワーを浴びると浴槽へと身を沈める。
アキラの体を支え、その身が温まるまでじっと待つ。
湯の中でも冷たかった体は徐々にその温度を取り戻してきていた。
肌の青白さが少しよくなった頃合を見計らって浴室を後にする。

バスローブを羽織り、アキラの体を軽く拭きベッドに横たえる。
以前でも軽かった体は今ではもう片手でも足りるほどの重さだった。

「…アキラ」

髪を梳きながらそう名を呼べば今度こそゆっくりと睫が震え、その瞳が俺を映す。

「…シキ…いつ帰ってきたの?」

口調はもうすっかり元に戻っていて、あの覇気はどこにも感じられない。
…覚えていないというのか?

「…さっきだ。お前もよく寝ていられるものだな」
「うん…頭、いたくて」
「もういいのか?」
「よくわかんない。…けど起きれるからだいじょうぶ」

こちらに手を伸ばすアキラを引っ張って起こしてやる。

「キスして…」
 

その身を寄せて、甘えるように囁いたアキラの唇を、あらゆる言葉を封じ込めるようにふさいだ。

********

あとがきは続きから

拍手[1回]

講義中にする落書きは私に非常に充足感を与えてくれます(笑) 
講義を聴けという話、ですね。えへ☆


淫靡ちゃんのつもり。
今見返すと首細く描きすぎたなぁ。
ノートに隠しながらこそこそ描くからだー!



南様:淫靡ちゃんですね!承りましたー。
よろしければお題なりシチュエーションなりを添えていただけると助かりますー。
こんな感じで、とか。これに関係させて、とか。
何でも構いませんので!

先ほどサイトの方拝見させていただきました!
シキアキがたくさんで萌え死にしそうでした(笑)
南様の描かれるアキラ、非常に可愛いですね・・・!攫いたくなりました。(ぇ)

拍手[0回]

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BrownBetty 
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