忍者ブログ
唇のあわいからあなたへ甘い毒を注ぐ。幾度も、幾度も。
  • /04 «
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • 31
  • » /06
カレンダー

04 2025/05 06
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

カウンター

フリーエリア

キリ番は500単位で受付中です。
お礼SSを書かせていただいてます。
踏まれた方はコメントか拍手でご一報くださいね。
シチュエーションなどリクエストいただけると助かります~。



ぱちぱち

プロフィール

HN:
coffin
性別:
女性
自己紹介:
無類のシキアキスト。
次点でリンアキ、グンアキ。
そしてわりと好きなカウアキ。
なんにせよアキラは受けです。

あの可愛いさは反則…!
*************
リンクフリーです。
バナーはお持ち帰りくださいね。


リンク
カテゴリー
最新コメント
最新記事
バーコード
RSS
ブログ内検索

最古記事
最新トラックバック

アーカイブ
アクセス解析
アクセス解析
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

わー!!

ぱちぱちありがとうございました。
えへへ。凄く嬉しいです。

20日22時ごろ押してくださった方々

*after glow 頑張って書き上げますのでぜひまたいらしてくださいね~!
 リンアキ好きさんでしょうか、それともシキアキ好きさんかしら。

*nightmareの続きのwishというお話を拍手にupしてますのでよろしければごらんになってくださいねー。
 その続きも書きたいなぁと思ってます。えぐえぐ泣くアキラはなんだか新鮮ですよね。

今日か明日か拍手お礼を新しくしたいなぁって思ってます。
精進!

拍手[0回]

PR

*音のない答え*


浴室でシキに抱かれた熱を体の奥で燻らせながら、褥の上でシキの背にアキラは口付けた。
しっかりと筋肉のついた背、とがった肩甲骨、ひとつひとつの骨を確かめるように徐々に降下していく。

シキは口の端を僅かに撓めながらもただ黙ってアキラのするに任せている。
最近シキはアキラの気まぐれに付き合うことが多い。
突発的なアキラの行動は珍しくない。
シキの予想をはるかに超えてアキラは欲望に従順になってきていた。

「…ふふ」

時折くすりと笑みを漏らしながらアキラの口づけはやまない。

シキの素肌に触れることはアキラにとってはこの上ない喜びだった。
シキが衣服を脱ぐのは風呂をあがってから起床するまでの僅かな間だったからだ。
アキラを抱く時もシキは衣服をつけたままであることが多かった。
トシマにいた頃からそうだった。
アキラは己の背にいつもシキの身に着けているレザーの感触を感じていた。

「…シキ」

「…盛るな。さっき与えてやっただろう」

「……ね…キスして」

するりとその首に腕を回してシキの顔を後方から伺った。

「…」

アキラは体をシキに乗り上げるようにしてパタンとその体を仰向けにした。
実際はシキがアキラの動きに応じて体を倒したのだが。
でなければアキラの力などではシキを動かすことはできないだろう。

「…シキ……?」

「…どうした」

骨ばった手がアキラの髪を払う。
片手でその頬を包み込んで熱に潤んだ瞳をシキは面白そうに覗き込む。

「どうしてかな…」

「なにがだ」

ふわりふわりと意識を漂わせながらアキラはシキに完全にかぶさるようにしてぴたりと胸を寄せた。
アキラの柔らかな熱がシキの熱と融合する。
溶け合って、皮膚の境界線など無くなればいい、といつもアキラは思う。

ひとつになることほど願うことはないのに、と。
体を繋げて得られる充足感はとても大きい。
けれど、いつまで経ってももっと欲しい、まだ足りない、と満たされない思いを抱えるのだ。

「…キスして」

そう言いながらアキラはシキの唇にそっと己のそれを近づける。
触れるか触れないかの位置でぴたりとその動きを止めた。
シキとアキラの吐息が絡み合う。

シキの赤い瞳がただ自分を見ているのだと、そう考えるだけでアキラは言いようのない悦楽に身が浸されるのを感じた。
…冷めかけたその熱がぽぅっと灯り始める。


声に出さずにアキラはもう一度かすれた息で"キスして"と囁いた。


けれどシキはただその美しい唇を綺麗に弧にするにとどめる。

「いじわる」

ふふふっと笑ってアキラはキスをした。
ちゅっと音を立てて幾度も啄ばむようにして口づけは徐々に深くなっていく。

「…んっ…ふ…」

睫を震わせ、頬を上気させてアキラの指がシキの輪郭をそっと辿る。

シキは気づかれぬようにそっと笑う。

なぜ、どうして。

アキラはいつも理由を探す。

何が楽しいのかただそうやってシキに問いかけては笑う。


シキは答えなど与えてやる気はないのだ。
ただ何も考えずにここでキスだけをねだればいい、と。

アキラはそれだけを待っていればいい、と。



シキはそうしてアキラを…変えていくのだ。


*****************

あとがきを折りたたんでます~。

拍手[0回]

髪ネタ第二段。
最近文を書いてないので欲望がたまっていて困ります(笑)
そろそろちゃんと書きたいのになぁ。

とりあえず来週の金曜まではこのままのペースで。
それすぎたら頑張りま…す。

ネタ考えないと!

こんなの読みたいぜ☆というのがあればよければ拍手で一言お願いしまーす。


********************

*your color is…*

「シキは何で髪の毛黒いの?」

俺は座るシキの背中にくっついて目の前の項にかかる髪をじっと見る。

「意味がわからん質問をするな」

「…だって綺麗だから」

シキの色。
黒と紅。
なんで黒いの?
カミサマがシキはこの色って分かってたのかな。
…カミサマなんているのかは知らないけどさ。

「…理由になっていないな」

「うん…そうだね」

躊躇って、手を伸ばしかけて、やめて。
それでも俺はそっとシキの髪の毛を梳いた。
指に絡まることもなくて、俺の指の間をすり抜ける。

「黒じゃないほうがよかったか?」

楽しそうに少しだけ笑いながらシキが手に持っていた書類をテーブルにぽいって放り投げる。

「ううん。黒じゃないとだめだよ。…黒がいい」

俺の好きな色。

それともシキの色だから好きなのかな。

「ねぇ、シキ。黒って何色混ぜても黒なんだって。…シキみたいだね」

ね。
だってシキが黒じゃなくなるなんて想像できないし。
たとえばたぶん赤とか、緑にも染まらない気もする。

黒、だから。

「ふん」

シキはそうやって小さく鼻で笑っただけで。

「シキが黒だったら俺は…何色?」

「さぁな」

ちゃんと考えてよ、って言おうとしたのに急に唇をふさがれる。
無理な体勢だったけれど、そんなこともどうでもよくなって。


ねぇシキ。


俺も黒になれるかな?

シキの色をもらって黒に…ならないかな。

全部…シキ色に染まるといいのにね。


ね。

拍手[0回]

お…ひさしぶりです。

今回は初!リンアキです。

********************

*an ordinary holiday*

リンの髪は綺麗だと、思う。
俺の髪とは比べ物にならないほど、細くて、きらきらしている。

二人でソファに座って、リンの話を聞きながら穏やかな休日を過ごすということにもだいぶ慣れた。
二つある食器とか、歯ブラシとか。
そんなものにも違和感をやっと覚えなくなって。


「なーに、アキラ、俺の顔に見惚れちゃった?」
ふふん、と笑いながらたずねてくるリンを押しやってそんなことない、と顔を背ける。
俺より背が高い(…悔しい)リンは俺の顔を掬い上げて上へ向かせた。

「ねー、アキラ、どうしたのさ」

言ってごらんよ、と微笑まれて俺はポツリと単語をこぼす。

「髪が」
「髪…?」

んー?と続きを促されて…しぶしぶと言った風を装って言葉を紡ぐ。

「リンの髪は綺麗だな、と思っただけだ」
「…それだけ?」

ぱちぱちと音のしそうな程長い睫を瞬かせてリンが首を傾げた。

「それだけだ。悪かったな」

多少そっけないような言い方になってしまったのはこの際仕方のないこととしよう。

「なーんか嬉しいなぁ」

てっきりからかわれるものだと思っていたからそのリンの言葉に拍子抜けする。
まさか喜ばれるとは思ってもみなかったわけで。
訝しげに僅かに眉を寄せればリンは義足ではないほうの足をそっと俺の足に寄せた。

「…」

「アキラが俺のことちゃーんと見てくれてるんだなってわかるじゃん?…だからさ、嬉しいよ」
「…ちゃんと見てるさ」

ちゃんと見てる。
時折義足を撫でたり、道端の猫と戯れたり。
よく首を傾げる…癖とか。

「うん。そうだね。俺もアキラのことちゃんと見てるよ…ってかアキラしか見てないんだけどさ」
「…っ!!」

ははっと笑ってリンは抱きついてきたけれど俺はきっと紅く染まってしまっているだろう自分の顔を想像して顔をしかめる。
きっとまたからかわれるに違いないのだ。


「…ホントだよ。アキラしか見えないんだ」

好きだよ、と呟いてリンは小さく笑った。
いつものように俺は何も答えを返せずにただ大人しくその腕の中に納まっている。


穏やかな休日。



*******************

あとがきとかその他を折りたたんでおきます~。

拍手[2回]

おめでとうございます。
新年からたくさんの方に訪れていただいたようでびっくりしました。
いつもいつも本当にありがとうございます。
皆様の拍手と、コメント、それからカウンタの数字に励まされながら楽しく文を書くことができました。
更新速度は速いとはいえませんが、まだまだがんばってシキアキを書き続けていこうと思います!
お暇なときにでもまた覗いていただけると幸いですv

今年もよろしくお願いします~。


拍手のほうに1作品アップしてますのでよろしければぽちっとボタンを押してみてくださいね。
ですのでこちらにもひとつおろしておきます。

************


*願い*


一つ前のご主人様はアルビトロさま。

今のご主人様はシキさま。

それで、アキラは僕の大好きな人。

でも、アキラはシキさまのものだから僕はシキさまがいないときだけアキラと遊ぶ。

アキラはシキさまがいないと本当に寂しそう。
長い間シキさまが帰ってこないとき、時々アキラは夜中に静かに泣くから、僕はその涙を舐めて、
ほっぺも舐めて、"僕がいるよ、泣かないで"ってアキラに抱きつく。
アキラはそういう時、何も言わないで僕をぎゅってするから僕は大抵アキラに抱きしめられたまま寝る。
アキラは甘いにおいがする。
おいしそうな、におい。

眠る前にいつも、はやくまた笑ってくれるといいなって思う。

 


「カウ、おいで」

アキラに呼ばれると僕はもう嬉しくなって仕方がなくなる。

「お風呂はいるよ」

アキラが僕のこと呼んでくれて、一緒にお風呂に入るのも楽しい。

アキラは優しい。
僕のこといっぱいいっぱい撫でてくれる。
体も髪も洗ってくれるし、ご飯のデザートはいつも分けてくれる。

何かしてあげたいけど、僕はしゃべれないから、いつもアキラのほっぺを舐める。

 


だいすきって、伝わるように。

 

拍手[2回]

BACK * HOME * NEXT
BrownBetty 
忍者ブログ [PR]